2019年3月9日土曜日

マンモス@茨城

子供のころ恐竜がすきでした。その流れでマンモスもすきでした。
ご存知でしょうが恐竜とマンモス、それぞれ栄えた時代はまったく別で且つ前者が爬虫類、後者は哺乳類という違いがあります。
恐竜絶滅後に栄えた哺乳類。古代の哺乳類たちの個性に満ち溢れた姿といったら。
いまの動物たちをわかりやすくデフォルメした感じでワクワクしたものです。サーベルタイガー(剣歯虎)とか中二病心が擽られるビジュアルです。あと巨大なナマケモノとかなんかもうチビッコたちが自由に描いたようなイキモノたちが実在していたとされています。

マンモスのイメージってだいたいこれですね。ケナガマンモス(ウーリーマンモス)。

バルバロッサノート!様から拝借
よく原始時代のイメージ図で原始人に槍でいじめられているのもだいたいこれです。

マンモスって「巨大な〜」の比喩に使われたりしますよね。「マンモス学校」とか「マンモスうれピー(死語)」とか。
しかしながらこのケナガマンモスはそれほど大きくない。スペック的には現代のアフリカゾウよりも若干小さいほど。(牙はケナガマンモスの圧勝)

あれあれ?

実はマンモスにはケナガマンモス以外にもいくつかの種があって、その中でステップマンモスという種が最大級になり、その背の高さは5mに迫ります。これはデカイ。
「マンモス=巨大」の由来はこちらのステップマンモスからなのかな。

さらにステップマンモスの系統の松花江マンモスってのがそのトップに君臨しているといわれています。これは高さにして5mをゆうに超えていたとされます。

こちらもバルバロッサノート!様から拝借
比較イメージとしてはこれがいいかな。
同上

体高5m以上の象といわれても実物を見ないとピンとこないかもしれません。
でもちゃんと見ることができる場所があるんですよ。レプリカ化石だけど。

ここで恐竜の化石を見ることができるとあって、恐竜見たさに5~6年前に息子を連れて訪れたのですが、ここで展示されていた松花江マンモスのレプリカ化石に圧倒されたものです。


今はこの頃の面影もすっかりなくなった当時の息子や後ろのスケールと比べてみて。やはり大きいのはイイ!

もちろん恐竜化石もよかったよ。

このミュージアムパーク茨城自然博物館、展示物も充実していましたが野外の広大な自然公園もステキ。散策から植物観察、バードウォッチングを楽しむことができます。

なんかいつぞやの投稿で埼玉・千葉論争を煽っているアレがいたので、両県の間に茨城もあるのにな、と思いちょっと茨城ネタをはさんでみました。
「イバラギ」じゃなくて「イバラキ」ですよ。






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