2019年2月16日土曜日

まといもちは食べ物ではない

みなさんこんばんは
東京牛深ハイヤの会、事務局見習いです。

先日聞き取れなかった歌詞ですが


9:42
ハイヤー島で 生まれて神田で育つヨ 今じゃ火消しの サーマ まといもちエー

だそうです。



牛深で生まれて、東京都千代田区神田で育ち、今は立派な消防士。

立派に育った息子さんの事を歌ったのでしょう。
うちの山Pも東京で立派な消防士やってます。大きくなって。うっうっ(すすり泣き)

それではまた!










ていうか、これ

芝で生まれて 神田で育つ 今じゃ火消しの まといもち

が元唄だと思われます。



神田と言えば神田っ子、神田っ子と言えば江戸っ子の中の江戸っ子で、生粋の江戸っ子でした。 江戸の端唄に「芝で生まれて神田で育ち 今じゃ火消のあの纏(まとい)持ち」という文句がありますが、火消しの纏持ちは勇み肌の男伊達の象徴であり、神田の町が男伊達を育てたという意味です。気っぷの良い男伊達は、職人の町、神田の町が育てたのです。
東京今昔物語

芝で生まれる必要があったのか?
なかったという説:Yahoo!知恵袋
あったという説:断腸亭料理日記

余談:東芝は東京芝浦電気を短くしたものだそうです。



とにかく、
この唄が江戸から牛深に伝わる途中で、「しば」が「しま」になり、牛深にも当てはまるから使っちゃえ〜というノリだったのではなかろうか。

もしかするとこの唄は牛深発で、「しま」が「しば」になって、東京の人が使い始めたのかもしれませんねっ。そういうことにしておきますか。

今度こそ、それではまた!

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