2019年5月9日木曜日

ある郷土芸能を見て思ったこと

まいどです。新入りのちょもです。
昨週はするっとブログをすっ飛ばして、
中国のド田舎、四川省楽山市にある馬辺イ族自治県ってところを訪れておりました。
広すぎてよくわからないと思いますが、念のため。

四川省の省都である成都から車で6時間。牛深なんて目じゃない遠さですね。
めっちゃ山の中ですが、過ごしやすい気候で空気はおいしく、山の幸も豊か。
四川省そのものが「パンダのふるさと」と言われていますが、
なかでも馬辺では野生パンダの生息も確認されています。
赤外線カメラに写った野生パンダ。政府いわく「現在18頭の生存が確認されている」そう

で、今回は、パンダではなく、茶畑や製茶工場を見学しに行ったわけですが、
馬辺が日本人の団体客を受け入れるのは初めてということもあって、
イ族から歓迎セレモニーを受けました。民族の歌あり、踊りあり。
で、これが歓迎の歌。「よく来た、一緒に酒を飲もう」的なことらしい。


ふだんは踊りを披露する側ですし、
国内ではほかの郷土芸能も、どうしても自分たちと比較する目で見ちゃいがちですが、
今回は久しぶりに、純粋に見る側に回ったわけです。

そうすると。。いやー、なんかいろいろ感動したのでした。

たとえそれが観光用に多少演出されていたとしても、
郷土芸能にはその土地の文化や歴史、そこに生きてきた人たちの思いが
たくさん詰まっている。
それは、国境を越えても変わらないし、
「こうやって、語り、受け継いできたんだ」がリアルに伝わってくると、
とびきり上手くはなくても見る人の胸を打つものなのだなあと。
(とはいえ、元は地元の歌の先生だったという政府側スタッフの女性が歌った
 歓迎の歌は、あまりに上手すぎて思わず涙が出ましたが)

牛深ハイヤも同じこと。
踊りという「型」だけではなく、その根底にある文化や思いも伝えていかねば
とあらためて思ったのでした。

とはいえ。
いくら「型」だけじゃないと言っても、
昨日のPV撮影で思いっきり間違えた言い訳にはならんですねー。。反省っ!😓

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