2019年1月25日金曜日

【帰省珍道中・往路】ヤツが天草五橋よりも感動した橋

わー💦
木曜担当なのに、国内にいるのに、時差ボケ並みの遅延更新中の新入り・ちょもです。

さて、大きな舞台が終わり、ようやくお正月の牛深帰省を振り返る余裕が出てきました。

今回は実家初訪問の旦那を引き連れて帰省したのですが、
往路は、熊本空港から、親戚が住む上天草市の樋島経由で牛深へ。

お恥ずかしい話ですが、うちの旦那は風景にまっっったく興味を示さない変人です。

👩「ほら、これが天草五橋ね。見てー! 海もきれー!!」
👨「ふーん。で、何なん? 普通の橋やん。日本三大松島のひとつ?? オレ、ほんまもんの松島も見たことないから、はーんって感じ。じゃ、寝るわ」

・・・あっそ。
思わずアクセルをベタ踏みしたくなるくらい、イラつかせてくれます💢💢

そんなヤツが、「島にこんなんあるんや!スゴイなー」と唯一感動したのが
上天草市の樋島と坊主島という小さい島々をつなぐ吊り橋、「樋島大橋」でした。

一見、普通の橋ですが…!?
実は、私も知らなかったのですが、この橋、1車線のみなんです!
だから、信号機で交互通行になってるんですが、
この信号待ちがけっこう長い…長い、長い……まだか!

先を急いでイライラしてた私に、

👨「こんな長い待ち時間の設定、東京じゃ絶対ムリやで。
  それだけ、ここがのどかっちゅうことやろ? ま、のんびり待とうや」

と、一言。

はあ?
物わかりのいいこと言ってますが、これ、文字通りに受け取ってはいけません。ヤツは私の100倍せっかちで待つことが大っ嫌いな人間なので、正しく翻訳すると、

👨「なんや、この橋めっちゃおもろいやん! どうなってんの? ゆっくり見せろや😆」

です。(都合のいいこっちゃ。。。)

やっと信号が青になり、大橋を渡ってみると…。

絵に描いたような漁師町が広がってて、橋1本渡っただけで映画の中の世界に迷い込んだような気分に! 牛深で言ったら、船津や加世浦地区を思わせる風景ですが、もっとこじんまりとしててのどか。
牛深はこれがもっと先まで続く感じですが、樋島は本当にこれだけという感じ!
周りを見てみると、同じ天草の海と言っても、牛深は東シナ海で、樋島は八代海なので、海の色も波の感じもぜーんぜん違う。うーん、悔しいけど、ヤツの言う通り、これは珍しい橋も含めて楽しまなくちゃ損だわ! 海見て、空見て、「へぇ〜、こんな天草もあるんだなあ」とのんび〜りしてしまいました。

そんなこんなで満喫してたら、牛深に着いたのは空港出発から6時間後。。😱😱
直行ルートは天草上島を突っ切ります。

樋島経由ルートは上島の西海岸をぐるり。遠いー!!












旦那は、さすがに「くっっそ遠いやないか!! 」と怒鳴りたかったそうですが、

「そのまま帰ってたらあの橋も島も見られへんかったからなあ…。
 しかも橋1本で、雰囲気も空気も海のにおいも変わるっていうのは、
 下手な観光施設に行くより全然おもろかったわ!」

と、意外にご機嫌さんで。

天草LOVEな私ですらなかなかしんどい遠回りでしたが、知らなかった天草の魅力に気づき、触れられたのは大きな収穫でした💖 それだけはヤツに感謝しよう。それだけは。。。
(道中「ずっと走りっぱなしやけど、マジで島には信号ないんか?」とか「さっきから海しか見えへんけど同じとこ回ってんのか??」とかド失礼な発言だらけだったけれども💢💢💢)

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