2018年12月17日月曜日

「碇も持たずに」とは「金も持たずに」のこと説

みなさんこんばんは
東京牛深ハイヤの会、事務局見習いです。

いつか私がどうしようもない解釈をしました牛深ハイヤ節の3番の囃子に、事務局長より異議がとなえられました。

「碇も持たずに」とは「金も持たずに」のことではないか、と。




問題になっている3番の囃子はこちら
[囃子]エーサ どっから来たかい薩摩から 碇も持たずによう来た様だい

お金も持たずによくきたもんだよ。。(呆れ顔)

との解釈です。



調べてみますと、鹿児島おはら節と阿久根ハンヤ節(鹿児島県)に似たような歌詞がありました。

鹿児島おはら節
どっからからな 鹿児島からな つけもやらずに よう来たさまじゃ

阿久根ハンヤ節
どっからからな 鹿児島からな 使けもやらぬに よう来た様じゃ 



共に鹿児島の民謡なのに、「どっから来たの?」の問いに「鹿児島です!」と言う訳のわからない回答は置いておいて、心付け(お金)も持たずによく来たもんだねぇと言う返しは筋が通ります。ここはあんたのようなガキンチョが来るところじゃないんだよって言うことでしょうか。

最後に、宮崎県都城市の安久節(やっさぶし)にも似た歌詞がありますのでご紹介いたします。これは宮崎の人が「どこから来たの?」の問いに「鹿児島です!」なので意味が通りますねっ!

安久節
どっからからな 鹿児島からな つけもやらんこち よう来た様じゃ


それではまた

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