東京牛深ハイヤの会、事務局見習いです。
本日は牛深ハイヤ節の5番を私なりに解説いたします。
5.ハイヤエーたんと 売れても売れない日でもエー 同じ調子の サーマ 風車エー
江戸時代には、「風車売り」って人がいましてね、風車を売って歩くわけですよ。風車は飛ぶように売れる時もあれば、まるで売れない時もあります。けれども、風車ってのは、どんな日でも風を受けてクルクルと回り続けるわけです。今日は売れないからといって、機嫌を損ねて回るのをやめたりはしないのです。どんな日があろうとも、風車は風車らしくクルクルと回り続けるんです。つまり、喜怒哀楽が繰り返しにやって来るのは当たり前のことなのであって、その当たり前の出来事に一喜一憂していても仕方がないじゃないかってことなんですよ。
「こんたっけ」さんの「こころざしへの挑戦!」より引用させていただきました。都々逸(どどいつ)の歌詞として紹介されています。
深イイ〜
次に行きます。
[囃子]エーサ 魚貫万匹 茂串鯖 宮崎鰹ん骨横ぐわえ 加世浦(かせんな)きんなご逆(さか)スゴキ 天附渡れば室鯵(むん)の魚(いお) 三匹(さんごん)なめたらどっとした
魚貫は万引(シイラ)、茂串は鯖、宮崎は鰹の骨を横ぐわえ、加世浦はきびなごを逆(さか)スゴキ、天附に渡れば室鯵。3匹食べたらお腹いっぱいになった。(なめるとはお刺身を食べること。)
まず、第3回勉強会から「地区」と「お魚」をおさらいしましょう。
牛深の地区
牛深のお魚
西から東へ順序よく、その地区のお魚を紹介しています。あっち紹介したりこっち紹介したりしてないところは一定の評価をしたいと思います。
が、2点、不満がございます。
1.万引、鯖、室鯵の食べ方は?
2.3匹食べたらお腹いっぱいになった、はどの3匹なのか。それぞれ1匹ずつ、5匹食べたらお腹いっぱいになった、だったらまだよかったとも思いましたが、そうすると鰹の骨は1匹と数えるのかという問題に直面します。
そもそも、2mあるという万引を1匹食べるだけでお腹いっぱいになりそうですけどね。
そこで提案ですが、
「万引なめたら、あまらした」
がいいと思います!!!
ちなみに、「逆(さか)スゴキ」は杉浦太陽さんが挑戦してるので是非ご覧ください。
特に6:17頃をご覧ください
私たちは牛深で採れた魚の食べ方を学ぶ必要がありそうです!
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