東京牛深ハイヤの会のまどまどです。
今日は8月15日。終戦の日ですね。
お盆の時期ということもあり、亡くなった祖母のことを思い出します。
時々してくれた戦争の話。
子どもの頃はなんとなく嫌で、聞きたくなくて💦
もっとちゃんと聞いておけばよかったなぁと思います。
ある年のお正月。
岩手県の祖母の家にあそびにいくと、「これは天草っていう島のおもち」とおやつを出してくれました。
天草から遠く離れた岩手の地で、初めて食べたこっぱもち。
とっても美味しかったのを覚えています!
なんでも、戦前満州に住んでいた頃のお友だちが、天草にいるとのこと。
お互い日本に戻ってきてからは、毎年岩手と天草の美味しいものを送り合う仲になったようです。
埼玉出身の私が、初めて天草に触れた日でした。
何かとご縁があるようです😊
今は、天草・牛深の踊りを踊ってるんだよ!!と近いうち報告に行きたいと思います。
さて、前置きが長くなりましたが、今日は終戦の日。
先日NHKの番組を見て、牛深の若い漁師たちも戦場に駆り出されていたことを知りました。
牛深の近海でイワシ漁をしていた船が陸軍の管理下におかれ、フィリピンに向かったそうです。
その漁師たちのおよそ半数が、徴兵の年齢にも満たない10代半ばの若者だったそう。
フィリピンに到着した直後、レイテ沖海戦がおき、牛深漁船は全て沈没。
沈没した船から生き残った漁師たちは、近くのレイテ島やネグロス島などに逃れたそうですが、日本軍の指揮下に入ってアメリカ軍と戦うように命令されたとのこと。
戦闘の経験も全くない漁師たちが、自決用の手榴弾までもたされて…
「船乗りたちの戦争〜海に消えた6万人の命〜」
よかったらご覧ください。
今年は平成最後の夏。
戦争はどんどん昔のことになっていきますが、過去にあったことを知り、今ある平和の尊さをかみしめていきたいですね。
夏ハイヤのときには、うしぶか海彩館の中にある「軍艦長良記念館」にも行ってみようと思います。
それでは、また。
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