東京牛深ハイヤの会、事務局見習いです。
先日は牛深ハイヤ節4番の途中までを私なりに解説いたしました。今日は続きです。
[囃子]エーサ 南風(はい)の風(かじ)やそうめん 北東風(きたごち)や出汁で 沖南風(おきばえ)いれこで味やよかろ もう一ついれこで味やよかろ
全く意味不明です
吉川茂文さんの方言用例集によりますと、
梅雨期の南風に降る小雨はそうめんの様で、北東風には船が出せる(そのそうめんの出し汁と掛け)。沖南風はシケ(気象学によると、波高が4mを超えた場合をシケた状態と言う、らしい)で船が入れ込んで来る(入れ子は櫓べそのこと=夫婦生活との掛け)から楽しかろう。
とのことです。
私たちは牛深に吹いた風と雨と波、それに伴う船の出入港を勉強する必要がありそうです!
吉川茂文さんの方言用例集ですが、東京牛深会会報「かみん風」第16号に記事が掲載されています。是非お手にとってご覧ください。かみん風ではありませんよ。方言用語集をです。
それではまた!
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