2020年7月3日金曜日

かんざしは「もらいたい」派です。

こんにちは。新入りのちょもです。
今日の東京は、ほんっとにきもちいい青空が広がってましたね〜💙
夏が大好きな身としては、梅雨明けが待ち遠しい限り。
その頃には、会もぼちぼちと動き始める…といいなあ😄

で、来たる稽古に向けて「サーッサヨイヨイ」の声出しでもイメトレしようかと
ひさびさにCDを聞きながら歌詞をチェック……なんぞしてたのですが。

このブログでは「11番」になっている歌詞にご注目ください🔍
(もう忘れている人も多いかも知れませんが、歌詞はすべてこのブログから見られるんで
すよー😆ハイヤ節を 知ってる人も知らない人もどうぞ♪)

ハイヤエー瀬戸や 松島つけずにすぐにヨー 早く牛深に サーマ 入れてくれヨー 
[囃子]エーサ そこ行くねーちゃん汚れが伊達かい 汚れちゃおってもかんざしゃ銀だよ 銀のかんざし買うたか貰うたか 貰ちゃおっても買うたと言う  

全体的には、牛深を訪れた漁師と牛深の芸妓さんのやりとりをユーモラスに唄ったと思われますが、最後の一節が本当に不思議だったんです。

「なぜ『もらった』銀のかんざしを『買った』と言ったのか」
(私なら、買っても『もらった』と言うのに!)

そしたら、会の先輩方は
「芸妓さんには『自分で買うだけのお金も、安易にねだらない矜持も持ってるのよ!』っていうプライドがあるから『自分で買った』って言ったのよ〜」と即答。

あーーー、そういうことか!
冷静に考えたら、先輩方のおっしゃることはごもっとも💡

私は「自分で買う(ニアイコールもらえない)って言うのは、“モテないってカミングアウトしてるも同然なのに、なんでわざわざ自分からそんなこと言うんだろう?」という点が本当に不思議だったんです。

なんなら、「芸妓さんがその男からもかんざしをもらいたい(貢がせたい)から、本当はかんざしをくれるような別の男がいるけど、それがバレちゃ「こいつに金を使うのはやめよう」と思われてしまう。だから「自分で買ったの(『だから、あんたはもっといいものちょうだいよ』)」と言っているのかな?」と、“プロ彼女”疑惑さえ頭をかすめたりしてたもんで…😓😓😓

「どんな想像力なんだ!」と先輩方も爆笑し、この話は笑い話で終わりましたが、こういう歌詞を見るときは、詞が書かれた時代背景も考えないと、あらぬ方向へ解釈がズレるものだなあ。気をつけなくちゃ😰と、心をあらためたことを思い出しました。

こういう話を気軽にできる場が早く戻ってくるといいですね〜!
そして、やっぱり私は、どんな事情があっても、自分で買えたとしても、かんざしは「もらいたい」派!😂当会へのかんざし寄付、お待ちしておりまーす!www

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