2018年5月26日土曜日

歴史が消える

みなさんこんばんは
東京牛深ハイヤの会、事務局見習いです。

秋田県・大正寺おけささんを調べていたらこんなページに辿り着きました。

亀川純一の歴史新発見
北前船が運んだ民謡「ハイヤ節」「おけさ節」(4)

大正寺おけさの2番に「おけさえー、おけさぼぼの毛、七広(ななひろ)かたき、佐渡の港に、さあ船つなぐ」とあります。ぼぼの毛で船をつなぐ・・・とはえらく長い毛だなと思うのですが、元来民謡は実に性的にも開けっぴろげなわけなので、少々きわどい言葉というのはどの民謡にもあるのです。しかし、その町の観光協会とか産業振興課とかで、町でテープやCDでも作ろうかという話になったときに、「どうもこの文句ではねえ」ということで無難な歌詞に変えられ、だんだんと元唄が分からなくなってしまう傾向があるわけです。 しかしこれは大げさに言えば『歴史が消える』ということですから、心してかかる必要があるとアマチュアではありますが歴史研究をしている人間、亀川純一としては思うわけでございます。



この「ぼぼ」ですが、小学校時代にお兄ちゃんがいたませた同級生が

ぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼー (ドップラー効果)

と、廊下を走り回って職員室に連行された事件以来、久しぶりに聞きました。私の生きてきた熊本市、東京都では通じなかったのでいつしか忘れていた単語です。大正寺エリアの方にも通じるのかと思うと胸がいっぱいです。北前船のみなさんが伝えてくれたのですね。ありがとうございました!



さて、本題です。


我々が踊るハイヤ節も1番に「お尻フリフリ(横)」があります。会場によっては気まずくなります。いわゆるスベったってやつですね。我々も明るく楽しく踊りますので、どうかお子様の目を覆うことなく、お子様と一緒に笑って楽しんでください。

それではまた

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