みなさんこんばんは
東京牛深ハイヤの会、事務局見習いです。
本日は牛深ハイヤ節の8番を私なりに解説いたします。
8.ハイヤエー沖の 瀬の瀬にドンと打つ波はエー あれは船頭さんの サーマ 度胸さだめヨー
沖の瀬の瀬にドンとうつ波は、船頭さんの度胸だめしだ。
ザッパーンというよりドンという音がする時があります。瀬に波の「腹」が当たった時ですかね。詳しくはこちらをどうぞ。いやむしろ「腹」がザッパーンで「節」がドンな気がしますが、まぁ、とにかくドンという音がする時があります。この現象は牛深に限ったことじゃないので、ベテランの船頭さんならそんなに驚くことでもないと思ってます。
北海道のソーラン節や和歌山県の串本節にも似た歌詞があり、「あれは船頭さんの」が「可愛い船頭衆の」だったり「可愛ショラサン(?)の」だったりします。他にも色々派生がありますので、「ドンとうつ波 民謡」で検索してみてください。
可愛い、つまり若い船頭衆やショラサンだったら驚くかもですね。
次に行きます。
[囃子]エーサ 段々畑のはぜ豆は ひとさや走ればみな走る 私ゃお前さんについて走る
豆が熟れて弾けることをハゼる、と言うそうです。第3回勉強会で述べましたが、このフレーズも多くの民謡に残っており、そのほとんどが「さや豆」となっています。我が会の音源を何度聞いてもはぜ豆と言っているように聞こえるのではぜ豆と言っているのでしょうが、さや豆のことで間違いないと思います。
若い娘はさや豆も同じで、我先に恋をしたがる。私はあなたに決めた!的な感じですかね。
それではまた!
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